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知的障害児の療育

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私を含め第一東京弁護士会の権利擁護部会の弁護士と東京の社会福祉士の有志とで、3か月に1回程度勉強会を開いています。

主に障害者の権利擁護のため、弁護士側からと社会福祉士側とで資料などを持ち寄り、意見を交換したりして勉強をしています。

 

昨日はNPO法人ピアネット北副理事長の白井信光社会福祉士・臨床発達心理士に発達障害児の療育の取組みについて講演していただきました。

 

発達障害児が社会の中でかわいそうな子と扱われることは決していい将来を招かない、できるだけ健常者に近づける取組みが必要だとの考えです。

近頃の学校教師は知的障害児のいたずらに怒らず、見て見ぬふりをする傾向にあるそうですが、それでは子どもはそれが許されると勘違いし、ますます社会から遠ざかって行くと懸念しているのです。

 

白井社会福祉士は、発達障害児に日常生活をひとつひとつ教えて、基本的なことができるように支え、その集積が自立と自信をもたらすという考えでした。

例えば、駅の自動販売機で切符を買うときには、まず路線図で目的駅を探し、切符ボタンを押し、子供用ボタンを押し、お金を入れ、切符をまず取ってからおつりを取るという段取りを反復して学習させるよう努力しているのです。

 

このやりとりを根気よく、しかも親の前で見せることで、子どもと親が一体になって障害児が成長していくと熱弁してくれました。

 

言うは易しですが、行うは難しです。

これを根気よく粘り強く続けて行くのですから並大抵の熱意ではありません。

 

こういう取組みを続けることで子どもたちが徐々に自立していっているのだそうです。

親も意識が変わっていくのだそうです。

 

同法人の「あこの会」では、この取組みを40年も続けているそうです。

こういう講演を聞かせていただくと、自身の物事への取組み方にも大いに触発される思いです。

 

(小倉)

 

 


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